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【Cassette Tape】 WETNAP | gnarled
【Cassette Tape】 WETNAP | gnarled
昨年にリリースされた東京3ピースWETNAPのアルバム"gnarled"が カセットテープのファーマットで再リリース!! Side A 1.Livre 2.Summer Solstice, Fern In A Dream 3.Permafrost 4.Now, I Know Side B 1.Strickland 2.Life Is Beautiful 3.No.6 4.Always 5.Cold Inside wetnap  2018年東京にて結成。 メンバーは過去Votzcoにて狂熱エモーショナルの限りを尽くし、現在Nextなアプローチを模索し続けるアサノタカシ(Gt)、元The Doodles、並行しゲタゲタなどにて各国・各年代多くからの影響を独自表現にてアウトプットし続ける才人クロサカユウコ(Ba)、そしてNorth by Northwest、GAKUDAMAや各サポート等の活動を同時進行させ、底無しの個人活動ペースにてシーンを叩き盛り上げ続けるコイケユウキ(Dr)の3名となる。  2019年に挨拶作としての『4 Songs E.P.(TAPE)』をリリースし、その明らかに個性強すぎるメンバーの組み合わせにて始動したこのバンドは、今年あらためて活動継続4年目を迎えるに至った。  その灰汁強き3名の存在感溢れる楽曲、活動全てをぶちまけたかのバリエーション、それらがバンドの真誠として収録された初Full-Length Albumレコード(LP)。フィジカル作品が2022年10月、遂に発売される事となる。  今作は、生々しさ・危うさすらもパッケージしたかのサウンドにて、『その場所』でのリアルを前提に置いた一発録音・バンドの形がストレートに体現された9曲を収録。  その緩急ある展開にて連続される各曲は、広義におけるMelodic Punkといったジャンルが最盛期から地下へ潜るまでの音楽定石を、多角的な目線にて紡いだオリジナリティに溢れている。  (Alt-countryのルーツ的な)淡きナンバーがじわじわとバーストしていく様から外周はスタートし、そこから一転音源を引き立てる各Voが連続される形を主軸に、ノイジーな渇きが詰め込まれたキラーなGtが疾走する。俯瞰的に寄り添い〜各Trackの抑揚を展開に落とす為のパターンを使い分けるBaにて流れはより際立ち、楽曲を音楽的により一層強く鳴らす・刻むDrの熱き空気感にて3点は成り立つ。それら各パートの存在が生々しきドキュメントとして爆音に鳴らされ、曲順含め非常に『面白い』アルバムは進んでいく。  引き合いを出すのであれば、『これはThe Weakerthans(1st) 、Team Dreschの日本的Under Ground解釈ではないか!』と思わせる90年代心地良きベールに覆われながら、メンバーが公言するShudder To Think、Les Thugsといった極論Dinosaur Jr.を起源とした当時のAlternative Guitar Band群に集約されていく。そこからより踏み込めば、要素としてのVolcano Suns~Mission Of Burma、Last Stand(Scum Guns)な80年代後半におけるBoston界隈かのギターワークが実態としてGarageな感覚に乗るよう随所に響き、「A Brief History~」頃のLilys(様々な遷移があるバンドにおいての)インスピレーション(こちらもメンバー公言)的なアイディアも加味される。愛嬌と狂気の同居を感じるBaの楽曲が以降専売特許にすらなっていきそうな才覚を盛り込み、A-Heads〜SpitboyあたりにおけるDIY PUNKからの影響も感じ取れ、そこには決別の意味ではない『表層での括られ方』を音楽的な表現として無に帰すかの自由なグラデーションが正に表されている。そしてDain Bramage(Dave Grohl)かの80年代USベースメントな空気感~当時の先を予見させる音楽的な派生を若き手の中に収め『8ビートを叩く、ライドシンバルを振幅限界までぶち鳴らす』事における魅力を言葉でも語り体現するDrの一打一打は、インパクトと飛び散る熱量を汗に乗せ、日本において地に続くR&R醍醐味を現代の息子として相乗させる意味を担っている。  はたまた懐かしきRadon等ゲインズビル近郊Melodic Punkを一度リセットしたかの再構築された見方などなど、、、作品としての各所醍醐味とバリエーションは、細かく聴くごとに都度フラグ立てられていく。  そしてこれだけ様々なバンド名を上記に書いている理由は、このバンドメンバーが自由に『音楽を聴きまくる』人間達である事に対しての、レーベル側としての勝手な誠意であることもここに付け加えておく。  今作の録音/Mix/Masteringはヨコヤマレイ氏(Storohorn Music Laboratory)、Cover Photo:イハコウタ氏(アサノタカシ20年来の親友)、そしてアートワークはバンドが全て制作を行いながら、アドバイザーにスズキユウマ氏(Endless Homework)が協力。多くの人間のサポートを元に、このバンドのアイディアが具体化された音源は完成された。
¥1,650
【2×CD】 yarmulke | the complete discography (Ltd:300)
【2×CD】 yarmulke | the complete discography (Ltd:300)
2000年代初頭、京都で活動た激情ハードコアバンド"yarmulke" 彼らの作品、現在は廃盤となっている1st、2ndアルバム。 それらに未発表音源を追加した形で ノルウェーのKakusan Recordsが2021年にカセットテープで リリースしたコンプリートディスコグラフィーを、 3LAが2枚組CDのフォーマットとして限定リリース! 京都からノルウェー、東京を経由してリリースとなる今作、 3LAのレーベルロゴはKAZUHIRO IMAI氏によるもの 京都2000年代初頭の激情ハードコアシーンを再カクニンセヨ! tracklist: Disc-1 1. サチ - Sachi 2. シータ - Theta 3. カラス - Crow 4. 宇宙 - Cosmos 5. 断絶 - Disconnection 6. マワル - Ramble 7. 断絶 - Disconnection (Demo) 8. 糸 - Thread (Pre-recording) 9. 最後に見える風景 - Last View (Pre-recording) 10. モノクロ - Monochrome (Pre-Recording) 11. 糸 - Thread (Demo) 12. 飛行機 - Armed Airplane (Demo) 13. 宇宙 - Cosmos (Demo) Disc-2 1. 糸 - Thread 2. 飛行機 - Armed Airplane 3. 最後に見える風景 - Last View 4. 39.7/noize: {TRES} 5. ナマエハアリマスカ - Your Name 6. One Theater In Square 7. モノクロ - Monochrome 8. Unreleased Studio Session 9. Unreleased Room Session about : 1990年代のDIYハードコア黎明期を経た2000年代初頭、アンダーグラウンドシーンでは新しいパンクとしてのScreamo/激情ハードコアが花開き、様々な国・都市から独自の解釈や表現を確立したバンドが世界同時多発的に出現していく時代があった。yarmulkeはそんな2000年代初頭に京都にて結成され、2006年に1stアルバム『yarmulke』を自主制作にてリリース、そして2008年にはOto Recordsから2ndアルバム『one theAter in square』をリリースした。彼らの残した2作品は日本でも盛り上がりをみせていた激情ハードコアのムーブメントの中でも特異な存在感を放つ名作となったが、2020年代に入った現代では残念ながら廃盤となっている。シーンの特筆すべき名盤であるこの2作を廃盤のままにしておくのではなくカタログとして再び世に提示すること、リスナーの手に届けることが本リリースの最大の目的である。インターネット黎明期、そしてSNS未到来の2000年代という時代、Google検索で簡単に答えを得るような時代ではなかったからこそ、2000年代のアートには突き詰められた試行錯誤の過程で描き出された表現があり、そこに何とも言えぬ魅力がある。それが世界的な2000年代Screamo/激情ハードコアの再評価が加速している理由なのかもしれない。 本作には1stアルバムと2ndアルバムの全曲に加え、そしてその前後、制作の過程に存在したデモや未発表の音源を収録した全22曲のコンプリートディスコグラフィとなる。2枚組CD仕様となっており、本数限定でKakusan Records(ノルウェー)/Zegema Beach Records(カナダ)からリリースされたカセットテープ音源の収録曲と同じ内容となっており、Disc1には『yarmulke』とデモトラック等の13曲を収録、Disc2には『one theAter in square』と未発表のセッションテイクから2トラックを加えた9曲を収録、CD版アートワークはMario(Svdestada,Khmer)によりカセット版の方向性を引き継ぐ形で再構成されています。また歌詞については日本語/英語対訳がそれぞれ掲載する形をとり、日本国外のリスナーに対しても楽しめる内容になっています。膨大なエネルギーと思考の痕跡が刻まれた楽曲たちは激しく、そして美しい日本の激情ハードコアに更なる革新を試みた記録。それがもし若者だけに許された特別な時間の産物だったとしても、今改めて聴くべき価値のあるもの。
¥3,300
【Cassette Tape】Yoonkee Kim|Cust Must Dover
【Cassette Tape】Yoonkee Kim|Cust Must Dover
広島 PEXPOXより 韓国のマルチアーティストYoonKee Kimの アルバム"Cust Must Dover"がカセットテープのフォーマットでリリース! 色とりどりのリズムでアディクトするエレクトロミュージック! 限定50本! 昨年、[Junalise]をリリースし、大きな話題を呼んだ 韓国ソウルで活躍するアーティストYoonkee Kimがアルバム[Cust Must Dover]この夏リリース。 電子音•マシンビート•エレクトロニックミュージックを さらに突き詰めた作品となっており、ダブ•マスターぶりは健在。 表情豊かなみずみずしいゆるダブ•エレクトロニックサウンドに加え、重厚かつ、スピーディーなこれまでと違ったアプローチも必聴。50本限定。 Bandcamp 視聴 https://pexpox1.bandcamp.com/album/cust-must-dover •YoonKee Kim 幼少期からピアノを習い、後にパンク、グランジ、ヒップホップといった ストリートミュージックと出会い音楽制作を始める。 2004年イギリス滞在時、制作した宅録ダブ•アルバムの決定版 [Asian Zombie]が日本のウーツーレコードよりリリースされ 世にその才能を知らしめることとなる。 現在は韓国ソウルに拠点を置き、音楽制作と並行してドローイングや執筆なども手掛ける。 楽曲リリースするとともにソウル市内のギャラリーで多くの展示を行い、 その才能を発揮し続けるマルチアーティスト。 【Track List】 1. Rectangle Strawberry 2. Charming Sausage 3. OSYOREL 4. Bime Fomb 5. USB Mouth World 6. Wave Tennis Shnitziser 7. Sweet Block 8. vosser 限定50本 ダウンロードコード付属 2022 PEXPOX
¥1,700 SOLD OUT
【Record】VINCE;NT|VAPID (LP+CD)
【Record】VINCE;NT|VAPID (LP+CD)
 DEBAUCH MOOD、アナログレコード26作目(型番は025)のリリースはVINCE;NT『VAPID (LP+CD)』。  先日、初のレコードリリースとしてドロップされたばかりである『Resurrection:Ax/Ex(7")』に於いて、その存在が徐々に具体化されつつあるVINCE;NT。  先般のsingle作とはまた異なるディレクションにて磨き上げられた挑戦的楽曲渦巻くLP(同内容のCD付属)作品・待望の最新作アルバムとして海外プレス遅れに遅れ、2022年4月遂にリリースが実現となる。  メンバーは4名編成。Yusuke Shinma(gt/vo)、Arisa Katsu(gt/vo)、Iori Kimura(ba)、Kanako Teramoto(dr)にて2020年頃現体制としての活動を東京にて開始。前作7"リリースに際して記載した通り、そのAlternative純然たる音楽性を主柱としながら、Neo Psyche/Gothic/Junk 経由 Stoner/Doom/Desert Rockの片鱗を非常に屈折した解釈にて盛り込み、どう考えても一枚岩でないそのバンドのセンスは日に日に露見され、各称賛を浴び続けながら現在もバンドは独走を続けている。  過去にリリースしたフィジカル作品は初期作『DIVIDED(CD)』と前作『Resurrection:Ax/Ex(7")』と数枚のみ。過去楽曲における『Dead Meadowあたりの感触から日本のオルタナティブ機軸を次フェーズに立て続ける』感覚や、『Mayo Thompson的作用をTBJM通しながら砂塵起こすような強引さに振る』種子はベクトルが調整されより開花し、そこから前作におけるNeurosis×Loop(UK)etcかの淡いHeavy的実験に経由された(実際は今作後のレコーディングではあるが)、はたまた見方を変えれば極初期のOne Little Indianリリース群との感覚的共通点etc..バンドの多くを把握するに相応しい、まさに"凝縮された"フィジカル作品のアルバムとして今作はここに完成された。  そんな今回のLPは、まさにバンドのナチュラルさと異物感が絶妙な編曲性により混ざり飛び交う7曲を収録。A・B面ライブでおなじみの楽曲の連続もさることながら、より新鮮に感じられる各アレンジの粒がここに音源として立脚。各Gt×2における中音域の心地よさとキラー感・絶妙すぎる音階の渋さとBa、Drの濃い連打性・反復に艶を彩る存在感の交わりには、Post HCのプロトタイプ的感触を重ねるにしても最早物足らず征しており、極端な「厚み」など捨てても問題ない硬き芯が本質として存在する。  音源としてぎりぎりDeepになりすぎない音像がかえってFlatな一意専心的に相乗されていく様を体現し、粘着性の強い絶妙な楽曲群に疾走感や人力的にぶち抜かれる長尺ナンバーまでもが作品として展開。それはまさに毎回繰り広げられる名演を各人が繋ぎ、ライブにおける轟音であるが轟音に感じさせない心地良さの理由となる潤沢なアンサンブルの鳴動センス、体感速度短く瞬間の出来事に感じさせるかの濃さも含め、全編通し表現されている。 UnwoundやRed Temple Sprits、Savage Republic、SoundgardenにGirls Against Boys、Loop(UK)、Syd BarrettにFugazi等と思う比較は多々あれど、引き合いを持つ意味すらも無意味に思えるような、DystopiaからUtopiaにリバースしていくかの狭間に位置する感覚すらも用意された今意欲作。昇華され続ける『VINCE;NT』のフェーズの直近はほぼこの音源にあり、バンドの将来は今も進行形で磨かれ続け、現場にて白熱し続けていく。 そして小さな生き物の生涯を通して、自分の人生を顧みる大切さすらも、このバンドの総意には含まれている事が今では明らかになっている。 ※今作LPはRec/Mix/Masteringはツバメスタジオの君島氏、Artworkは京都のYANKEE KONG氏が担当。バンドにおけるインスピレーションは協力者からの助力も併せ、ここに作品として完成されたことを記しておく。 LP(同内容のCD付属) A1. Enigma A2. Only God A3. We Never Seem To Learn From Our Mistakes... A4. Dimension A5. Sycophant B1. Daybreak B2. Cathedral 2022 DEBAUCH MOOD DEBAUCH025
¥2,860
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